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バスタブリフォーム

作業内容

  • 浴室の窓枠取替
  • タイル破損箇所の張替
  • 浴室タイル塗装
  • バスタブ塗装

バスタブ浴室のリフォームをやっていきます。

綺麗な水色タイルの浴室ですがやはりガタはきておりタイルのひび割れカケ、バスタブはポリバスですが表面の劣化が酷いです。おまけに窓枠の木も腐っているので取り替えていきます。

まず、1✖️4で下地の窓枠を作ります。

アルミ複合板を使って木枠のカバーを作っていきます。アルミ複合板のカットはカッターナイフで何度も反復して切ることで切断できます。

曲げる場合はトリマーorルーターでVビットを使って溝を切っておきます。

V溝を切りすぎると曲げた時に割れてしまいます。

こんな風に割れます。自分はこのまま気にせず付けてしまいました!

こんな感じで縦横を付けていきます。

強引につけていきます。

次に破損のひどい箇所のタイルを張替ていきます。

ダイヤモンドカッター

タイルの張替はリュータを使ってダイヤモンドカッターで目地の部分に切れ込みをいれてハツって剥がしていきます。ただかなり慎重にやらないと綺麗なタイルまで割れてしまったりします。

そしていよいよバスタブに取りかかります。塗装するのですが単に足付けの為だけのペーパーがけでは済まず一皮めくることになります。

この白い斑点がお分かりいただけるだろうか?これは表面が水疱瘡みたいになっており、もうすこし削るとクレーターになります。この水疱瘡を無視して塗装してから穴があいたりしたら大変なので平らになるまで研磨していきます。

かなり重研磨だったのでグラインダーで研磨しました。オーダビルサンダーでは全く歯が立たなかったので変速グラインダーを使いました。

SK11の変速グラインダーで研磨パッド使いました。

クレーター凹を平にしようとするとこんな感じに粉まみれになりました。もはや足付けもクソもないです。

いよいよ、塗装の工程です。塗装もクッションフロア並に緊張しまくりでした。やってみないと分からないことだらけで「カップガン」を使うのも数回目のハイパー素人です。

使用したカップガンはアネスト岩田の重力式 ノズル口径 Φ1.3 W71-2Gとアストロプロダクツの吸上式φ1.5を使いました。

使い分けとしてはアネスト岩田の方は仕上げ塗料用にアストロのカットガンはノズル口径がφ1.5あるので粒子の荒い「ベースコート」いわゆるサーフェーサー用に使いました。

使用塗料

壁も塗装するので2セット使いました。

ホーローベースコートJW

パイロキープTS-2000 「白」

バスタブのみ使用。

パイロキープTS-2000 「クリア」

本来はこのクリア、ワンセットで足りるのですが自分は修正したりしたので2セット使いました。

あと専用シンナーです。

以上がしようした塗料です。合計金額は大体6万円くらいでした。

最後はバフかけから肌触りの悪そうなプチプチしたところだけを軽く研磨します。やり過ぎると艶がなくなってしまったりめんどくさくなるので注意が必要です。

こんな感じに仕上がりました。細かいところをみれば素人感は満載ですが入浴には全く問題ありません。現在、施工から一年経ちましたが剥れ等もありません。

before
after

当たり前ですがバスタブの塗装にはそれなりのスキルが必要で難易度で言うと☆4.5/5くらいでしょうか?

仕上げの塗料は2度塗りするのですが、1度目で塗った塗装がピカピカに光っているので2度目塗料を塗っても塗れているかわからなかったのには焦りました。塗ったばかりの塗料は濡れているので艶で塗れたから塗れてないか判断できると思っていたのですが、1度目の乾いた塗料もピカピカだし塗りたてもピカピカだし、一体どこを塗ったのはわからない。

つまり、カップガンを一定の間隔で同じスピードで塗る技術が必要ということでした。

バスタブ塗装は体勢もキツいです。プロの人はどこから塗っていくのがベストかわかっても未熟な素人にはその段取りさえ戸惑います。

おまけにどこから落ちてくるのかわからない繊維ホコリ。もちろんピンセットは用意してホコリを除去する準備はしていました。ですかいざ塗布面ついた繊維ホコリを取ろうとしたら、ブチブチ切れて摘めないのです!そう化繊です!塗料内のシンナー溶剤で溶けて切れてしまうのです!このホコリの除去に結構な時間がかかりました。

恐らく施工前にお風呂壁、天井など全体を洗ったほうが安心だと思われます。

作業時間は塗装だけで丸1日とバフがけも含めると結構な時間が必要でしたが自分でやって良かったと思います。

お風呂の塗装をやってくれる業者さんはいるのですが奥さんの実家が5年ほど前にお風呂の壁タイル、バスタブの塗装をプロにお願いしてやってもらったのですが今年の夏前にバスタブの地の色が段々と出てきたと言ってました。ちょうど保証の5年が切れたタイミングだったそうです。何十万も払って酷い業者…という気もしますが、それくらいバスタブの塗装は難しいということでもあるかなと思います。

自分の場合は塗装がハゲても自分の責任ですからまだ納得です!w そして自分で手直しすることもできます。

YouTubeの動画でも言ったのですがバスタブ塗装のDIYは出来ることはできますが、体力的にも精神的にもかなりの覚悟が必要だと思います。でもそれでもやるのがBYONEなノリです。

是非、やってみたい方はチャレンジしてみて下さい。

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